1番近くにいる君




涙が止まらないままに、今きた道を引き返した。



年明けにも気づかないし、やっと気づいた気持ちも伝えられない、最悪の年明け。



とぼとぼ誰もいない家に向かって歩いていると、大地に告白された公園が目についた。


せっかくだから、寄っていこう。


何がせっかくなんだか知らないけど、ぶらんこに座った。


あっという間に年があけてから1時間近く経っていた。


てかこんな夜中に1人って、ちょっと怖くない!?

なんて思っていたら後ろから声がした。


「おい。」


「えっ!?」


後ろを振り返ったら誰もいない。



「何!?誰!?」


と前を向いたとき、そこにいたのは…



「大…地。」