そして数日が立ち。


あたしはハッキングすることに決めた。
何かあってからでは遅い。

だからあたしはなんか役に立つことをしなくちゃ。


……たぶん敵は。


あたしを狙ってくる筈。
あたしを囮にして、勝とうとする作戦。
どこの族も卑怯だから。


カタカタカタ……。

キーボードの音が響き渡る。


「あった……」

嫌な予感は的中。

”黒鳥”という族が、白龍を狙っていることがわかった。
人数は6000人。
No.6の実力。


黙ってることはできない。
みんなに言うしかないよね……。