屍鬼-shiki-


一着。


余裕でした。
……なんつって。
准たちもそこまで速くなかったから、つまんなかったなぁ。


「さすが憐だな……。
オレたちかなり速えのに」

チッ、と悔しそうに舌打ちする准。


「やっぱ抜かせなかったかぁ、足……」

ブツブツと文句を言ってる燐。


おもしれえ。



そして閉会式が終わり、体育祭が終了した。



「憐、足速えな。
准たちに勝てるやつ、見たことねえよ」


ハハッ、まじかよ。
あたしは鬼龍でも一番だったからなぁ。
地味に自信満々だったけど。