「てゆーか、みんなそこまで酒強くないんだね? 意外だよ……」 ボソッと呟く。 これならあたしのほうが強いよ、とも。 「え、憐って酒飲むの!?」 「うん、飲むよ。 宴会だったっけあたししか起きてないもん」 自慢げにフフン、と笑う。 アンタらはそれに比べて……。 「明もホントは飲めるでしょ? あたしに合わせたんでしょ?」 明は紳士だから、あたしに気を使ったんだと思う。 すると当たりで、「せーかい」と笑った。 やっぱり白龍ってあったかい。