ボクは専門学校で、可愛い女の子と現在、トモダチ以上恋人未満。
その子は韓国から留学してきた子で、すごくセンスがいいんだ。
ボクらは仲良しで、よく隣に座って授業を聞くんだ。
日本語をボクが教えて、彼女がボクにハングルを教えてくれる。
いつか、韓国で美容の仕事をすることがあったなら、
ヘアメイクアップアーティストとして
アイドルたちのメイクアップを担当できるかもしれない。
そんな話を彼女としている。
夢だけれど、話すたびに膨らんでいく。
あ、そうそう。彼女がゆり先生のこと聞いて、会いたがっているんだ。式に、こっそり連れて行って、後で紹介しようかと思っている。
雨宮家の礼拝堂で結婚式を挙げるそうだから、
たぶん、広いし大勢、招かれているんでしょ?
1人くらい増えても平気さ。
ボクと彼女で、ゆり先生の結婚式を楽しみにしているところなんだ。