ホテルをでて駐車場に
止めてあるオヤジの車に
乗って報酬を受けとる。


「今日も良かったよ、
ありがとう、レナちゃん。
はい、コレ今日のね。」


そういって渡された3枚の
お札を作り笑顔で受け取り
自分の財布へしまう。


「次はいつ会える?」

『う〜ん…けどHって
やっぱ気分ぢゃん?
だからまだわかんない』

「そうだね…ぢゃあ
また連絡するからさ。
次もまた宜しくねぇ?」

『うん。わかった。』


エンジンをかけて車をだす。

毎回駅まで送って貰う。

だから家は駅の近くって
思われてるんだろーな


まぁなんだっていんだけど。



*  *  *


送ってもらった駅から
バスに乗って帰宅した。


部屋のカレンダーをみて
もう少しで17歳なんだ
って思った。



時刻は 午前2時04分


あたしの家は
おじいちゃんおばあちゃん
それとあたしの弟だけ。


両親はいない。



ベットにねっころがって
久々の実家を満喫する。


何週間ぶりに帰って
来たんだろう?


てゆーか、疲れたな…



ぼーっとしてたら
睡魔に襲われ
そのまま眠りについた。