階段を上ってくる音に慌ててアルバムを元の場所へ戻した。 扉を開けた時に合った目をふいに反らしてしまった。 半乾きの黒髪がやけにセクシーだと思った。 「何。」 「何が?」 寝転ぶあたしの横に座りながら、彼がテレビのリモコンを手に持った。 「なんか変だったから。」 動揺してたのがバレてドキッとした。 「や、別に? …ねぇ、卒業アルバム見せてよ。」