君にキスする方法




「つーかお前のせいで俺遅刻なんだけど」


『じゃ今から行こう』


「行こうじゃねぇよ。
お前は来るな」


『あたしも取ってる学科があるの』


散らかっている服を着ながら雅也に反抗する。


「…つーかお前だるくねぇわけ?
俺お前のせいですげー眠い」


そう言いながら目を細めて髪をかきあげた雅也は本当に色っぽい。


『だるいけど、どうしても雅也と一緒に行きたいの!』


そう小さく叫ぶと、振り向いた雅也の表情が柔らかい笑顔になった。