♥夜♥

『莉央、とりあえずここに着替えとかあるからね?』
浜辺でスーツケースもみつけたから着替えとかはある
「うん、ありがと~」
2人が加わったことで女の子の部屋と男の子の部屋でわけることにした
といってもそこらへんにあった布でわけただけだけど・・・
「でもすごい偶然だねっ
 このメンバーが無人島でそろっちゃうなんて!」
『うん!そうだね~
 ひとりとかじゃなくてよかったぁ』
「あたしも!
 なんかみんなそろうと旅行みたくてたのしいかも♪」
莉央ポジティブだな・・・
みならってがんばってみよっ
「そーいえば・・・ 
 昨日は刹那くんとなにかなかったわけ?」
わたしは飲んでいたお茶をふきだしそうになった
『!とつぜんなにいってんの!?』
「えーだってさ、2人きり・・・でしょ?
 そーゆー展開も期待していいんじゃないかな~って」
ほんとになにいってるんだ!
このコは!!!
『なっないから!!あるわけないじゃん』
「え~あやし~っ」
じつは小学校・中学校のころは刹那がスキだった
だけど・・・
刹那はモテるし無理だとあきらめてその気持ちをむりやりおしとどめた
いまもスキかキライかでいったらスキ・・・になるのかもしえないけど・・・
よくわからないし・・・
そんなことをかんがえながら
『莉央!もうねよっ』
と強引に莉央との赤裸々トークをうちきってわたしはねた
刹那となんて・・・無理だよね?