チチチ…――
「…ん~」
なんだろう…とっても気持ちい…
雲の上にいるみたいで
…え、雲の上?
ガバッ!!
「……どこ?」
見渡せばそこは御伽話に出てくる宮殿のような造りで豪華な装飾品に囲まれている。
自分が寝ていたであろうベッドは3人は寝れそうなベッドで、天板付き。
薄ピンクのカーテンや布団が可愛らしい。
しかし、そこは明らかに自分の家では無くて。
服は学生服なんかじゃなくてこれまた薄ピンクの半袖ロングスカートで自分には似合わない。
しばらく呆然としていると左手にある大きな扉がノックされた。
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