『あのさーみっくん(光騎)から
連絡先聞いてもいいかな?』
「え?なんで?」
『那奈ちゃんと仲良くなりたい!』
「私、彼氏居るし…」
『友達としてで全然いいし!』
「んー分かった。じゃあ聞いといて!」
『ありがとう!んなみっくんから
聞いとくし聞いたらメールするな』
光騎の連絡先は消していたものの
私はアドレスも変えてないし
光騎が知ってて当然なんだ。
「んじゃあ、待ってるなー」
『みっくんに代わらんでいいの?』
「あー別にいい!よろしく言うといて」
『はーい、じゃーね』
プーッ、プーッ、プーッ
これが私とジョージの初めての会話。
そしてお互いの存在を知った日。
