〜しゃぼん玉〜



届きそうで…



触れられそうで…





でも、



触れてしまえば…



繊細で、純粋なキミは、壊れてしまいそうで…。



楽しそうに空を舞うキミを、ただ見ているコトしかできない。





キミに触れるコトも、掴むコトもできなくて…。



ゆらゆらと無邪気なキミを、ただ眺めて…。



かよわいキミを、守るコトくらいはできるだろうか…。



いっそのこと、手に入らないなら壊してしまおうか…。





いつかは、消えて無くなってしまう、儚い恋なのだから。





それでも…



ボクはキミを愛し続ける。



決して手に入らないと知っていても…。