いつものようにネオンの街の中へ入る。


中学3年生 橋本咲姫


家まで帰る途中のネオンの街は、


夜なのにまぶしすぎるくらいギラギラしている。


金色の髪を盛った人、スーツを着たイケメン、


いろんな人たちが


私とすれちがう。



--------チリン。


なにかを蹴ったような気がして


足元を見ると