放課後帰り道で遊大にお土産を渡した。



遊「ストラップ?
ありがとな!!」



「私とお揃いなんだ」



携帯を取り出し、遊大に白のストラップを見せた。



遊「ほんとだ・・・・・・
すっげぇ嬉しい!!」



「実はね、このストラップはカップルが持ってると永遠に結ばれるんだって。

離れても、また必ず会えるんだって。




・・・・・・私が死んでもまた会いたいと祈りを込めて選んだの。」



私がそう言うとさっきまで喜んでいたのに真剣な顔になり、抱きしめてきた。




遊「・・・・・・死んだらとか言うなよ。
お前はまだ生きているんだ。
変なのこと考えてんじゃねぇよ・・・。


でもありがとな、そこまで俺のこと思っててくれて。」



「・・・変なのこと言ってごめんね?


正直なんでこんなに遊大のこと考えてるのかわかんないんだ。


もしかしたら・・・少しずつ遊大に惹かれてるのかもね!!」



遊「それじゃぁ俺のこと好きになるのも時間の問題かもな!!」



私達は手を繋ぎ、再び歩きはじめた。




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