「・・・・・・病気のことは全部話した。
余命のことも、病気のことも、ぜーんぶ話した。


それでも・・・それでも私が好きだって言ってくれたの。


"病気とか関係ない。
俺はお前・・・桜川愛美が好きなんだ!!

どんな姿でいたとしても
何を抱えていても

この気持ちは変わらない!!"


って・・・そう言ってくれたの。



私ね、好きな人いなかったんだけど・・・遊大を好きになりたいって思った。
側にいたいって思うようになったんだ。


だから・・・・・・





私からは別れない。」



話ひ終えた後真剣な目でみんなの目を見た。



正「・・・わかった。
その男また連れて来いよ。」



華「逞しい人なのね。」



克「なかなか男前な野郎だな。

愛美、幸せってもんを・・・感じろよ?
青春は今しかねぇんだからよ!!


俺の青春はもうすでに終わったしなー・・・・・・羨ましいぞ!!」



お兄ちゃんが言った後、みんなで笑った。



「・・・・・・ありがとう。」




私の事を思ってくれて、大切にしてくれて




本当にありがとう




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