命のロウソク





「いってきます。」



私はいつもどおりお兄ちゃんに送ってもらった。



克「いってらっしゃい。
体調悪くなったらすぐ保健室行けよな?」



「わかってるよー。
お兄ちゃんも仕事頑張ってね!!」



お兄ちゃんを見送ってから教室にむかった。




廊下を歩いていると後ろから声をかけられた。



遊「愛美ー、おはよう!!」



「おはよう・・・・・・遊大」



やっぱり呼び捨てが恥ずかしくて少し顔が赤くなった。



遊「アハハハ!!
照れるとか可愛いし」



「ちょっ!!可愛いとか言わないで!!」



遊「さらに赤くなったし〜」



「・・・先行くからね!!」



私は早足で教室にむかったけど遊大が追いついてきて手を繋いできた。



遊「せっかくだし一緒に行こーぜ!?」



私は繋がれた手を振りほどかず、そのまま教室に行った。



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