美「んじゃもし告白だったらどうすんの?」
「そりゃぁー断るよ。
後少しだけしか生きれないんだから・・・」
私がそう言うと、半分からかっていた感じの美好が真剣な顔つきになった。
美「あのね、余命って言うのはただ医者が勝手に判断しただけのものにすぎないの。
ただの予定なのよ?
まだその日に死ぬって決まった訳じゃない。
予定は未定なの。
今から逃げてちゃ駄目。」
・・・・・・確かにそうだよね。
私はまだ生きてる・・・いつ力尽きて死ぬかなんて誰にもわからない。
そう思うと少し気持ちが楽になった。
「ありがとう。
・・・美好の言うとおりだね。
元気出たよ、ありがとう。」
美「どういたしまして!!
あ、先生きたから戻るねー」
美好は自分の席に戻って行った。
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