命のロウソク





正「な・・・に言ってるんだ?」



克「んな冗談言うなって。」



「冗談じゃない。
私はあと二ヶ月しか生きられない。」



私はご飯を食べている時にお父さん達に言った。



「治療は受けない。
残りの時間は・・・・・・自由に過ごしたい。


悔いのないように・・・・・・」



克「・・・何もうすぐ死ぬみたいなこと言ってんだよ!?

嘘ついてんじゃねぇぞ!!」



お兄ちゃんは机を思いきり叩いた。



華「1番苦しんでるのは愛美なのよ!?
私達が受け入れなくて、支えなくてどうするのよ!?」



正「・・・・・・母さんの言うとおりだぞ?


愛美、自由に生きなさい。
でも無理だけはしてはダメだからな?


あと・・・・・・今度家族でどこか旅行にでも行こうか。」


「うん。
みんなで行きたいな。」



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