初恋は、私だけのドクター


あぁ、行っちゃった・・・。
とりあえず、座ろう。
挨拶の内容も考えなくちゃいけないし・・・。

「おはよう!」

「え?あっ、おはよう!」

「隣の瀬戸望です。
 よろしくね(^^)」

「桜ノ宮カエデです。
 こちらこそ、よろしくね(^^)」

「ねぇねぇ、近藤皐月君としゃべってたよね?
 どういう関係なの?」

「さっちゃん?
 幼馴染だよ!」

「そうなんだぁ!
 いいなぁ。」

「なんで?」

「皐月君って、かっこいいし、スポーツできるし、頭もいいから有名なんだよ!」

「そ、そうなんだ・・・。」

「あぁ、友達でいいから近づきたいなぁ。」

「今度紹介してあげようか?」

「本当!?
 ありがとう!!」

「いえいえ(^ο^)」