運命のはじまり


「チーム決まった」

「えっあっおおう・・・」

いきなりなんだ!
と思ったがそんな事はどうでもいい

今私は確実に愛しの彼に話しかけられたのだから

「ふっふふっ・・・」

嬉しくてにやけてしまう

するとまた

「おーい?何にやけてんだ?」

「ごめん」

「まぁいいけど」

「よろしくな!」

は?
まさかコレって・・・私に

「同じチームだから」

はい
分かってますよ
そんなこと
分からないわけないじゃないすか・・・

愛しの彼の名前は
新谷 春樹

バレーをしてる子

水泳も結構速くて結構もてる

もてる奴に恋したのは私の失点だ

でも好きなんだから仕方がない