運命のはじまり


リレーはメドレーで
新谷はバタフライで私はクロール

つまり
私は新谷の次ということだ

「緊張する~・・・」

やばい・・・
緊張しすぎて遅くなったらどうしよう・・・

「緊張すんなって」

新谷が話しかけてきた

「俺が距離はなしてやるから」

「えっ・・・ありがと」

そして始まった

私達のチームは現在2位

次は新谷

「俺頑張ってくるわ!」

「応援するよ!」

「おう!」

そういって新谷はプールに入った

バッシャン・・・

新谷はきれいにバタフライを泳いでいる

そしてすごく速い

1位にすごいスピードで追いつく

「新谷ー!」

そして新谷が折り返す

「プールに入らないと・・・」

新谷は追い抜いて私達のチームが今1位

私も1位のままゴールしないと・・・

そして
「緊張すんな大丈夫だ」

私が行く瞬間新谷がささやいた

バッ・・・

私は無我夢中で泳いだ

たかが授業でこんなに一生懸命になる必要があるのか?
みんなはそう思うかもしれない

でも新谷が繋いでくれたから
私は頑張らないといけない

そして・・・