「地味子のくせにうぜぇーな」
「まぢキモくね?w」



朝から悪口を言われる日々

眠いなぁ…なんて
思いながら聞くのは初めてじゃない


(キーンーコーンーカーンーコーンー…)

下校のチャイムがなり
荷物をまとめ、帰る支度をする


「一緒に帰ろう~♪」
「やっべ(苦笑)塾に間に合うかな」


なんて声が聞こえる


私は学級委員長で先生の手伝い
「いつもすまんなぁ…」

なーんて言ってる先生
ホントは帰りたくて適当に言ってる



「先生、私やっとくんで」


この言葉を待ってたかのように
「ホントか!?いやーすまんなぁ♪」



ほらね、やっぱり。



私の学園生活は無駄に過ぎてゆく


只々、悲しい想い出が残ってく