近くて遠い。

部活が終わった。



私の所属はバスケ部。


飛夜はサッカー部。



「あ、今日サッカー部はやんだね、帰るの」


真紀が言う。


真紀もバスケ部なんだ。


「待っててくれるかな、飛夜君」



「待たれても困る」


「すれ違いなう?」


「そ」



やっぱり飛夜はいない。



ばーか。



暗い夜道を1人歩いた。