近くて遠い。

【飛夜サイド】

飛夜は今日、夢奈にシカト


されたことを気にしていた。



俺が不安にさせてるのか?



だったらもう


終止符つけたほうがいいのか。



「飛夜~」


姉貴は楽でいいよな。


姉貴はトップクラスの不良校に


通っている。


だから登校拒否するし、



バイトばっか行くし。


「飛夜、聞いてんの?」


部屋の外で聞こえる、

ちゃらちゃらした声。


「何?」


「飛夜の友達だってさぁー」


は?

「あがってもらうからねー」


困るってば。


夢奈だったら…。

その時、俺の部屋の扉が開いた。