次の日…―――
朝一で俺は 地元へ行った。
久々に地元へ行くと
懐かしい空気と 雰囲気。
都内とは全然違う 空気。
「ふぅ〜…気持ちいいな」
同じ東京なのに
こんなにも 違うのか…。
離れると わかる
地元の良さってやつ。
「あら?理ちゃん?」
振り返ってみると
「あ!吉野おばちゃん」
「やっぱり理ちゃんだ」
実家の2件隣に住む
吉野おばちゃんだった
「久々じゃない理ちゃん」
「おばちゃんも!元気だった?」
「うんうん!この通り」
おばちゃんと20分くらい
立ち話をしてしまった。
でも 懐かしくて
本当に 安らげた。
