悠の奴…おせ〜な…




 そう思いつつリビングで

 母さんとTVを見ていた。




 「母さん俺何か作るよ」

 「え〜いいよ〜悠帰るまで待とう」

 「あいつ遅いって!」

 「いいじゃん〜久々三人揃うじゃん」






 母さんも 頑固だからな。

 お腹空いて眠たくなってきた





 その時だった。

 玄関から鍵が開く音がした






 「あ!悠じゃない?理見てきて」

 「やっと帰宅かよ」






 渋々、玄関へ行くと

 そこにいたのは






 「お!理じゃん」

 「…………おぅ」





 悠と 悠の後ろには

 知らない女が俺に気づいて

 頭をさげた。






 この出会いが

 初めましてになった