この公園のベンチに座ってそう呟いていると、目の前にあるコンビニから、音葉高校の制服をきた5人組が出てきた。



ボーと眺めていると、その5人組が公園へと入ってきた。


「………蘭?」

懐かしい声…


1人の子が近づいてきた。


暗くて顔が良く見えない。


「…ねぇ、蘭でしょ?私…愛美だよ?覚えてない?」



「…………まなみ?」

覚えてない訳がない。


自然と涙が流れてくる…