冬の午後。

あんずと過ごしてたら、
太陽が沈むのなんて
あっという間だ。



頷いたあんずの手を取って、
オレは歩き出した。



――週に一度のデート。



今日はあんずのためにも
オレのためにも、思いっきり
楽しもう。



そんなことを考えながら、
二人でショッピングセンターを
ブラブラしたり、カフェで
お茶を飲んだり、ゲーセンで
遊んだりする。



あんずは終始ニコニコしてて
楽しそうだった。



あんずの笑顔が見れれば、
それだけでオレはサイコーだ。


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