愛しいキミは♂大親友♀ 〜女装男子の悩める日々 2〜

それができないと、こんな
にも寂しくて――…。



「……仕方ないよね。

きっとまだ、大学に
残ってるんだ……」



自分自身に言い聞かせる
ように呟いて、あたしは
ご飯を食べ、お風呂に入った。



けどお風呂から上がって
部屋に戻ったら、携帯の
ランプがチカチカ点滅
してるのに、すぐに気づく。

着信があったって表示だ。



「……………!」



大急ぎで二つ折りの携帯を
開いて、画面を確認する。



思ったとおり、たぁくん
からの不在着信だった。




あたしはソッコーリダイヤル。


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