愛しいキミは♂大親友♀ 〜女装男子の悩める日々 2〜

(……そうだ。後悔したって
どうにもならねー。

とにかく今、オレができる
ことは――…)



“陵”として、あんずの
心を支えてやること。



悔しいけど、今はそれしかない。



「……元気出しなよ、あんず。

風見先輩のことは、本当に
亜希と春香の言うとおりだよ。

あんなヤツの言うこと、
間に受けちゃ絶対ダメ」



オレは机を挟んであんずの
正面に立ち、しゃがみ込んで
顔を覗き込むようにして言った。



「陵………」



「アイツとたぁくんは全然
違うでしょ?

たぁくんまで先輩みたいに
考えてるんじゃないかなんて
思うの、馬鹿げてるよ」


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