三谷淳SIDE



「三谷、昨日女帝来てなかったな」



「…ショックだったんだろ」



あれから2日たった



「…今日もいないなぁ」



まさかこれからずっと来ないなんてこと、ないよな



「あははっ!マジうけるー」



女子が以前と違い明るくなったように見えた



「つーか…ムカつかない?あの顔だけの女に清水くんが殺されたなんて」



「私はあいつそれほど美人と思ってないけど」



「だよねー!男は目が腐ってるつーか」



そうか…



神童様って嫌われ者なんだ



いつもあいつらは神童様にくっついていたくせに



都合よすぎなんだよ…!!



急に声が聞こえた



「……ざけんな」