女帝の椅子




「砂羽、真っ赤だよ」



「直の…せいよ」



本当はもう世界一幸せなのかもしれない



直に愛されているのだから



「もうすぐ回り終わるわよ」



「そうだね」



私達は降りる準備をした



顔が…すごく熱い



あぁ…幸せなんだな私