女帝の椅子




7年前



「月森さーんまた来ますね☆」



父は借金を背負っていた



借りた分はもう返したのかもしれない



利子がどんどん積み重なっていったのだ



「借りる場所をまちがえたか」



「後悔してもしかたないでしょ」



目に光の無い二人がため息をつきながら話していた



「砂羽は心配しないでね」



「…うん」



私は頷いた