女帝の椅子




「清水!!!」



「女帝…」



「神童様!?」



2人は私を驚いたような目で見た



「その子の告白断って!」



彩音は清水を見つめて泣きそうな顔をした



「清水く…」



「私は……あなたが好きなのよ!」



告白を覗きに来たやつらは何故か奇声を発した



「なんだよ、女帝はSだな」



「まじサイテーじゃん」



「彩音がかわいそう…」



最低でいい



残酷でいい



「僕も…女帝、いや砂羽が好きだ」



ただ、あなたが欲しい