「…清水、ありがとな」



「いいえ、女帝を守ろうとしてくれて…こちらからお礼をもうしあげます」



清水君…



君はなんて育ちがいいんだ…



「女帝を守るのが僕の生きがいですから」



笑顔で、笑顔でそう言った清水が一瞬歪んで見えた



なんで本人がいる前で堂々と言えるのか



「清水…」



神童様も笑顔になる



「三谷、あなたもありがとう。また学校でね」



そう言うと神童様はまた歩き出した



清水と並んで



「三谷ぃぃ!ぶじかぁぁ!?」



「…お前もう死ねよ」



荒竹…



やっぱ葬式にはよばねーわ