南世華蓮Side
「華蓮さん、あなた荒竹くんと付き合わないの?」
砂羽ちゃんが急にそう聞いてきた
顔が赤くなる
私は荒竹くんが好きだ
告白もされた
でも三谷くんが好きだからと断ってしまった
うそではないけど荒竹くんと一緒にいると心臓が落ち着かなくなる
それが悟られるのが恥ずかしい
それだけだった
「しばらくは付き合わないつもりだよ」
そう言って視線を荒竹くんに向けた
…荒竹くん
あの時助けてくれてありがとう
あの時からずっと荒竹くんが気になってたんだよ
いつか、私から伝えるからその時まで待っていてください
「…南世ちゃん?」
三谷くんと並んで歩いていた荒竹くんが振り返る
なんでもない、そう言って笑う
もうすぐ学校に着く
荒竹くんはだるいと言って正門をくぐった
「華蓮さん、あなた荒竹くんと付き合わないの?」
砂羽ちゃんが急にそう聞いてきた
顔が赤くなる
私は荒竹くんが好きだ
告白もされた
でも三谷くんが好きだからと断ってしまった
うそではないけど荒竹くんと一緒にいると心臓が落ち着かなくなる
それが悟られるのが恥ずかしい
それだけだった
「しばらくは付き合わないつもりだよ」
そう言って視線を荒竹くんに向けた
…荒竹くん
あの時助けてくれてありがとう
あの時からずっと荒竹くんが気になってたんだよ
いつか、私から伝えるからその時まで待っていてください
「…南世ちゃん?」
三谷くんと並んで歩いていた荒竹くんが振り返る
なんでもない、そう言って笑う
もうすぐ学校に着く
荒竹くんはだるいと言って正門をくぐった