青森深夜SIDE



三谷淳…!砂羽を奪った男!



許さない!こいつだけは!殺す!殺してやる!



…!



「砂羽、どいて」



砂羽は首をふった



砂羽の手は南世の手をぎゅっと掴んでた



「…私は、処女じゃないわ」



「「「「え?」」」」



どういう事?



「私は貴方が望んだような女じゃないわ、それに貴方も私が望んだ男じゃない。気に食わないなら、私を殴りなさい!南世さんに、三谷に…直に謝ったあとに!」



え?砂羽は処女じゃない?え?え?



「誰に、汚されたの?」



砂羽は黙りだった



「嘘だ!嘘だ嘘だ嘘だ!砂羽は完璧な女だ!俺以外に汚されるなんて…嫌だ!嫌だぁ!」