女帝の椅子




函南真弓SIDE



「あはは!!絶景!!」



青森が神童を押し倒している



涙目で神童が何かを訴えている



「いやぁ!!」



神童は恐ろしい何かを見るような目で青森を見て逃げ回った



「…逃げんなよ」



青森は神童の腕を引いた



「!?」



おぉ♪



二人の唇が重なった



絵になるなぁ



神童はぐったりしてその場に座り込んだ



青森は神童に跨った



「いよいよね」



にやにやしながらビデオを流していると



倉庫が急に開いた