今正に後ろに何かが存在している。

見える恐怖だ。

それなら戦うことだって可能。

しかも昨日の手紙のことだったら、何だか知らないがきっぱり断れば良い。

本当に国家機関なんてものだったら、関わることなんてしたくないし…






―――――寿神無、一発かまします。

意を決して足を止める。

神無「何のつもりだ、用件を言え!」

…言った……!






???「はははっ!かなり強気な子を選んだものだ。後をつけてしまったことを許してほしい…どうぞ、こちらを向いてください」

神無「身元の確認が出来ていない!名乗ったらそっちを向く!」