「あっ・・・」

俺の下で、甘い声で鳴く満奈。

写真の中の満奈よりずっと色っぽく、ずっとエロい。

・・・あの満奈は全国の男共に見せてやる。

だけど、ベットで満奈を鳴かせていいのは俺だけ。

もっとずっとエロい顔を見る事が出来るのも俺だけ。

満奈は俺の。

「隼斗・・・」
「ん?」

行為の最中、

「写真集の中の・・・メッセージ・・・見た?」

肩で息しながら満奈が聞いて来た。

メッセージって、あれだよな?

"Love You!"

ってヤツ。

「あぁ、見たよ」
「あれ・・・ね、隼斗へのメッセージなの」

ほら、やっぱりな。

やっぱ俺って、満奈の事よく分かってる。

満奈も俺の事をよく分かってる。

俺の喜ばせてくれるポイントを知ってるんだから。

「うん、知ってる。気付いたよ」

そう言うと、満奈はニコッと笑う。

・・・でもな。

俺も言わないと気が済まない。





「愛してるよ、満奈」





耳元で囁いた。

そしたら、

「うん、知ってる」

なんて、いたずらっ子のような笑顔が返って来た。