(side隼斗)

「あっ、ん・・・」

俺の下で、甘い声で鳴く満奈。

約4カ月ぶりに見た彼女の身体。

前よりもグッと大人っぽく、綺麗になってる。

身体だけじゃない。

顔も声も仕草も。

満奈の全てが、“大人の女性”になって来ている。

「は、やと・・・」

正直、名前を呼ばれるだけでヤバい。

心臓がおかしくなったんじゃないかって言うくらいドキドキしてる。

触れる度に“俺のモノ”だって実感して、嬉しくなる。

この身体を柳雅也も触ったのかと思うと・・・気が狂う。

だけど、もうそんな事はさせない。

だって、満奈は俺のモノだから。

「もうっ、ダメ・・・」
「俺も余裕ねぇ・・・」

久々のエッチだからか、余裕がない。

もう既に限界が来てしまった。

それは、満奈も同じで。

ふと、満奈の顔を見つめた。

そこには、エロい顔をしてる満奈がいて。

不覚にもドキッとした。

いつの間に満奈はこんな顔するようになったんだ?

「隼斗・・・」
「・・・ん?」

甘い吐息で俺の名を呼ぶ満奈。

そんなんで呼ぶなよ・・・。

俺の心臓が壊れる。

「大好き」

何で満奈はこんなにも可愛いんだろう。

どうして俺はこんなにも満奈にベタ惚れなんだろう。

満奈は卑怯だ。

その可愛さ、優しさ、純粋さで。

俺をお前の虜にさせちまうんだから。

もう、絶対離さねぇ。

満奈は俺の。

俺は満奈の。