両手で顔を隠した。
恥ずかしいっ・・・!
穴があったら入りたい。
「ハハッ」
そんなあたしを見て、隼斗は笑った。
そして、両手を顔から剥がされる。
「顔真っ赤・・・。可愛い」
額に軽くキスされた。
なんか、心がくすぐったい。
身体も、くすぐったい。
何だろう、この感じ・・・。
「まぁ、泣きやまなくたってヤるけど?」
唇を舐め、ニヤッと笑う隼斗。
―――ドキッ
あっ・・・。
久々に見た、俺様隼斗。
前よりも色気が感じられて・・・ドキッとする。
―――チュッ
あたしの唇に、隼斗のそれが重なる。
隼斗の熱い舌とあたしのが絡み合う。
「んっ・・・」
ものすっごくエロいキス、されてます。
あたしはゆっくりと押し倒された。
反動でベットが軋む。
久々の彼との行為。
これからの事を考えると、ドキドキが止まらない。
あたし、緊張してる・・・。
「愛してる」
耳元で甘く囁かれ、全身が熱くなる。
そのまま耳の下にキスされた。
その間に隼斗の手はあたしの背中へと回った。
―――ジーッ
ファスナーを降ろされた。
「愛してるよ、隼斗」
意識が朦朧とする中。
あたしがそう言うと、隼斗はあたしが1番好きな笑顔を見せてくれた。

