名残惜しいけど、唇を離す。

そして、満奈の華奢な身体を抱き締めた。

「マジ最高」
「隼斗の馬鹿」

色白な肌が赤く色づいてる。

そういうの、ヤバいくらいにそそるんですけど。

「言っとくけど、満奈が可愛すぎるのが悪いんだからな?」

俺がそう言うと、満奈は急にもじもじし始めた。

何だ?

すると満奈は、真っ赤な顔のままで、



「あんまりさ、あたしをドキドキさせるような事言わないでよ・・・」



そう言った。

―――――ドキンッ

ヤべぇ・・・。

何だよその顔っ!

「あたしの心臓がもたなくなるじゃん・・・」

恥ずかしくなったのか、俺の胸に顔を埋めた。

ヤバいヤバいヤバい!

可愛すぎんだろ!

あぁ~っ!

我慢の限界が来そうだ。

ってか来てる。

もうシたい。

気がつけば俺は、満奈を抱きあげていた。

「隼斗!?」

そのまま、俺の部屋に向かった。

「夕飯は?」
「満奈を食うからいい」
「お風呂は?」
「後でいい」

とりあえず今は、満奈とイチャイチャしたいの!

「もう我慢できないから」

満奈は、俺とイチャイチャしたくないのか?

「あたしも・・・だよ」

そう言って、髪をクルクルといじる。

これは、満奈が照れた時にやる癖。

そんな癖も、愛おしい。