(side隼斗)

ふと、目を覚ました。

満奈の寝顔が目に入る。

可愛い・・・。

瞼に軽いキスをして、満奈を抱き締めた。

16時40分か・・・。

あの後俺らは寮に戻って、エッチした。

最近の満奈は・・・ホントに色っぽくなってきた。

マジで困る。

ヤる度俺の心臓がもたねぇんだよ・・・。

抑えらんないし。

「んんっ・・・隼斗・・・」

その声で我に帰る。

起きたのかと思ったら、満奈はまだ目を閉じたまま。

「・・・大好きぃ・・・」

―――――ドキッ

例え寝言でも。

すげぇ嬉しかった。

あぁー・・・。

早く起きてくれねぇかな?

そんで、いっぱい言ってやりたい。

“俺も大好きだよ”

“愛してる”

って・・・。

そしたら満奈はきっと、笑ってくれる。

その笑顔が、俺はたまらなく好きなんだ。

「ずっとここにいろよな?」

満奈の頭を優しく撫でてから、おでこにキス。

もう1度抱き締め直して、俺はまた眠りについた。