(side隼斗)
「・・・と、・・・は・・・、隼斗!」
「・・・んんっ・・・満奈?どした?」
朝、満奈に呼ばれて目を覚ます。
でも今日の満奈はいつもと違う。
なんか嬉しそうだ。
「どした?って、今日はデートするんでしょ?」
「あぁ・・・。そうだった」
「忘れてたの?・・・酷い!あたしは超楽しみにしてたのに・・・」
満奈の馬鹿。
俺だってデート楽しみにしてたんだよ。
でも、俺の方が馬鹿。
あんなにニコニコしてた満奈が、泣きそうになってる。
“あぁ・・・。そうだった”
何であんな言い方をしたんだ?
もっといい言葉をかけてやればよかった・・・。
「隼斗の馬鹿ぁ・・・」
「悪ぃ・・・。でもな、俺も楽しみだったんだよ。満奈とのデート」
「・・・ホント?」
「あぁ。あの手紙、めっちゃ悩んで書いたんだからな!?」
必死に訴えると、満奈はクスクスと笑った。
「・・・あっ」
「どしたの?」
忘れてた・・・。
朝の日課。
―――――チュッ
「おはよ、満奈」
「ふふっ・・・、おはよ」
泣き顔は消え、笑顔が戻った満奈は最高に可愛い。
「あたし、準備してくるね♪」
「おう」
パタパタと走り去っていく満奈の背中は、ホントに楽しそうだ。
俺も準備すっかな。
ベットから抜け出して、顔を洗いに行く。
服は昨日のうちに選んどいたし・・・。
・・・楽しみ過ぎて昨日のうちに選んじまったんだよっ!
行き先も決めてるし・・・。
大丈夫だ。
・・・それにしても。
満奈の奴・・・くれんのか?
バレンタインチョコ・・・。
「・・・と、・・・は・・・、隼斗!」
「・・・んんっ・・・満奈?どした?」
朝、満奈に呼ばれて目を覚ます。
でも今日の満奈はいつもと違う。
なんか嬉しそうだ。
「どした?って、今日はデートするんでしょ?」
「あぁ・・・。そうだった」
「忘れてたの?・・・酷い!あたしは超楽しみにしてたのに・・・」
満奈の馬鹿。
俺だってデート楽しみにしてたんだよ。
でも、俺の方が馬鹿。
あんなにニコニコしてた満奈が、泣きそうになってる。
“あぁ・・・。そうだった”
何であんな言い方をしたんだ?
もっといい言葉をかけてやればよかった・・・。
「隼斗の馬鹿ぁ・・・」
「悪ぃ・・・。でもな、俺も楽しみだったんだよ。満奈とのデート」
「・・・ホント?」
「あぁ。あの手紙、めっちゃ悩んで書いたんだからな!?」
必死に訴えると、満奈はクスクスと笑った。
「・・・あっ」
「どしたの?」
忘れてた・・・。
朝の日課。
―――――チュッ
「おはよ、満奈」
「ふふっ・・・、おはよ」
泣き顔は消え、笑顔が戻った満奈は最高に可愛い。
「あたし、準備してくるね♪」
「おう」
パタパタと走り去っていく満奈の背中は、ホントに楽しそうだ。
俺も準備すっかな。
ベットから抜け出して、顔を洗いに行く。
服は昨日のうちに選んどいたし・・・。
・・・楽しみ過ぎて昨日のうちに選んじまったんだよっ!
行き先も決めてるし・・・。
大丈夫だ。
・・・それにしても。
満奈の奴・・・くれんのか?
バレンタインチョコ・・・。

