「なんか・・・、満奈らしい詩だな」
「そうかな?ってか隼斗、CD買ってくれたんだ」
「ああ。俺、Rainbowのファンだからな!」

嬉しいなぁ♪

「ありがとっ」

笑ったら、隼斗が超濃厚なキスをしてきた。

なんかこの人、甘くない!?

まぁ・・・、あたしは全然嬉しいんだけどね~。

なんて言ったら隼斗は調子に乗るから、あたしの中の秘密にしておくよ。

隼斗・・・。

大好きっ!

「・・・はぁっ、お前可愛すぎんだよ」

唇を離したら、今度は甘々な言葉。

どうしてさらっと言えちゃうのかな?

あたしばっかりドキドキしているようで、なんかムカつく。

あたしだってドキドキさせてやるっ!!

「ねぇ、隼斗?」
「ん?―――――ってま―――――」

今度はあたしからキス。

上から塞ぐような形でちょっと恥ずかしいけど・・・。

ちょっと勝ち誇った気分。