ピピピピピーー・・・

目覚ましの鳴る音で、うっすらと目を開けた。

朝か・・・。

カーテンの隙間から指す光が眩しい。

いつもと同じ朝。

でも、今日は違う朝。

隣に満奈がいる。

昨日の満奈は最高に甘えん坊だったな・・・。

可愛すぎる。

頼むから、これ以上可愛くなんないでくれよ。

俺、独占欲強いからさ。

満奈の瞼にキスしてから、服を着て部屋を出た。

家の中にあった食パンを1枚食ってから私服に着替え、家を出る。

今日も仕事だ。

でも、今日はやる気が出る。

多分昨日の満奈のおかげだ。

甘い声で鳴く満奈・・・。

あんな姿、誰にも見せたくねぇ。

俺だけが知っていればいい。

出来る事ならば、俺の部屋に監禁してしまいたい。

出来るわけねぇけどな。

それくらい、俺は満奈を“愛してる”。