高校1年生の秋、あたしは一度別れてしまった彼にもう一度告白した


もしかしたら・・・

という淡い希望を胸いて




「あのねっ・・・」



あたしね、陸に振られてからも陸のこと好きなのっ・・・


もう一度、もう一度陸の傍にいたくて・・・



そう伝えたあたしの想い。

また二人でいろんな思い出を作っていけると信じて・・・




でもあたしが抱いていた淡い希望も儚く散った




「ごめん・・・。俺は今は部活に集中したいんだ。だから付き合えない」



神様、ねえ神様、

本当にいるのならば
もう一度だけあたしにチャンスをー・・・