あの空の下で

たくさんの涙の粒をこぼしながら俺を見上げる結衣は、とても愛しかった。


無意識のうちに結衣にキスをした。


愛しくて、守ってやりたくて、誰にも渡したくない。


俺が…俺が絶対幸せにしてやる。


幾度となくキスを交わした。


なんだか、とても幸せな気分だった。



その日は、そのまま眠りについた。