「まま!!なんで泣いてるの?」 優志が結衣が泣いてる事に気づいて、こちらへ走ってきた。 「ままは大丈夫。優志、お兄ちゃんの家に遊びに行こう。」 俺は立ち上がり、結衣の荷物を持って、結衣の手を引いて歩き出した。 「お兄ちゃんのお家行くー!!」 優志も笑顔でついて来た。 公園を出た俺たちは、電車に乗り、俺のアパートに向かった。 歩きながら、相変わらず結衣は泣いていて、優志は笑顔だった。